湯沢市へお引越しをご検討中の方は、地域にある歴史や自然と触れ合えるスポットについて気になっているかと思います。
とくに、歴史や文化に関心のあるご家庭では、近くの神社や自然散策ができる場所について知っておきたいのではないでしょうか。
そこで今回は、湯沢市にある白山神社について、概要と見どころをご紹介いたします。
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「白山神社」の概要について
白山神社は、秋田県湯沢市松岡の白山山頂に位置し、標高289mの山を約20分登った先に社殿があります。
その創建年代は不明ですが、伝承によれば平安時代初期の大同年間、蝦夷の首領「阿黒王」を退治した記念として坂上田村麻呂将軍が建立したとされています。
祭神には伊邪那美命と菊理媛命が祀られ、加賀の白山比咩神社を源流とする信仰の流れを汲む神社です。
かつて、神仏習合の形態をとり、別当寺である松岡寺(後の満福院)や宿坊も存在していた歴史を持ち、現在も登山道の途中には多くの石仏が残されています。
また、通称「構え森」からは、奥州藤原氏と関係があるとみられる経筒が出土しており、平安末期にはすでに信仰の対象として確立していたことがわかります。
社殿に安置されている菊理媛命の木像は秋田県指定有形文化財で、ケヤキの一木造、鉈彫りによる立木仏としてその価値が高く評価されている神社です。
現在の社殿は延享二年(1745年)に建てられたもので、細部の意匠や構造からも江戸中期の特徴が見られます。
●所在地:秋田県湯沢市松岡字聖ヶ沢42番地
●アクセス:JR「湯沢駅」より車で約12分
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「白山神社」の見どころについて
白山神社は、信仰と歴史が息づく神社でありながら、自然との調和も楽しめる見どころの多いスポットです。
社殿までの登山道には、かつての修験道の名残を示す石仏が点在し、古くからの信仰の雰囲気を肌で感じることができるでしょう。
神社にまつられる菊理媛命の木像は、平安時代末期の作とされる貴重な文化財であり、そのレプリカは秋田県立博物館にも展示されています。
また、旧暦5月4日の夜には、近隣の稲荷神社の狐たちが灯りをともして白山神社に集うという伝説もあり、かつては狐火の行列が見られたと伝えられています。
春には境内に咲くシダレザクラが見どころで、その枝が長く垂れる独特の姿は、訪れる人々に優美な印象を与えるでしょう。
このシダレザクラは、3月下旬から4月上旬にかけて淡い紅色の花を咲かせ、満開時には境内を白く彩る美しい景観が広がります。
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まとめ
白山神社は、平安時代から続く歴史と神仏習合の名残が今も残る湯沢市の由緒ある神社です。
春のシダレザクラや登山道の石仏、狐火の伝説など、歴史と自然が調和する見どころも多いことで、訪れる方を惹きつけます。
湯沢市へのお引越しをご検討中の方は、ぜひ白山神社を訪れて魅力を感じてみてはいかがでしょうか。
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